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訪問診療とは
訪問診療では、通院できない患者さんのお宅に定期的に訪問し、計画的な医学管理のもと診療いたします。また、地域の支援病院、訪問看護ステーション、薬局等と連携してご自宅での療養を支援いたします。
「訪問診療と往診の違い」
訪問診療は、定期的・計画的な医学管理のもとに診療します。 往診は、病状の変化などによる患者さん・ご家族からの要請により診療します。
訪問診療が受けられる方
病院に通院できない方
通院が困難な方
在宅医療に追い風
厚生労働省が推進する病院の機能分化により、病床数の半減、入院日数の減少が推測されます。 特に、終末期医療においても、入院治療から在宅医療へ加速する可能性が大きいと予想されます。 できるだけ住み慣れた地域やご自宅で療養できるように、身近な人に囲まれた家庭で療養の継続ができるように、支援体制として、在宅医療サービスの充実が急がれています。
1 介護付療養病床の2012年全廃
- 介護療養型病床(全国14万床)
- 医療型療養病床(全国24万床)
- 療養病床全国38万床 → 50%減少の可能性
2 全癌死亡者数の増加
- 医療型療養病床(全国24万床)
3 どこでなくなりたいかアンケート
- 医療型療養病床(全国24万床)
4 医療提供体制の改革の基本的動向(在宅支援機能の強化)
- 患者のQOLを重視した地域医療
- 介護福祉サービスの総合的な提供
- 入院中心でなく、在宅中心
- 訪問診療、訪問看護、維持期リハなど在宅生活の支援
5 介護保険の動向
- 末期癌患者への適応
- 高齢者専用賃貸住宅制度の拡充
- 良質な高齢者住宅の整備 等
6 在宅療養における24時間対応体制の評価
- 在宅総合診療料 → 在宅時医学総合管理料として点数の引き上げ
7 医療費適正化計画の策定
- 介護サービスと連携した在宅医療の充実
- 入院から在宅への移行を円滑のする患者の受け皿の確保
- 生活機能を重視した総合的なサービスの提供
- 療養病床・訪問看護・訪問リハビリの機能分担の明確化(平均在院日数の短縮)